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今回はお悩み

「同性愛者の親友(男性)に恋をしているのでしょうか」

私は大学生の女子です。親友の男の子について悩んでいます。
相談は2点です。

まず1点目です。
私の親友は、私と共通の友人A(男)とつきあっていました。
彼はAとつきあうまでは女の子とつきあってきています。
彼は女の子とつきあっていたときは、「自分は男らしくしなくてはいけない」という考えが必ずつきまとっていたようです。
でも、Aといるときは、「男らしく」というところを気にせずいられるので、とても喜んでいました。
私は、彼らのためにできることはなんでもしてあげたいと思っていました。
なにより親友が、「本気で好きだ。初恋といってもいいくらい」と、とろけそうなくらいの笑顔で私に言ってきて、彼が幸せならと思っていました。
しかし、Aは去年の夏から1年間留学することになり、遠距離恋愛になってしまいました。
親友は泣いてずいぶん苦しんでいましたが、ついに親友がAに別れを告げてしまいました。
きっかけは連絡がつかず寂しかったことですが、結婚したいし子どもが欲しいという気持ちが強まったからのようです。私にはすごくショックでした。
ただ寂しいだけなら、もう少しの辛抱じゃないかとお尻を叩いてやりたいのですが、家族の話をされると強く出れません。
親友も、ほんとうはまだAが好きなはずです。私は彼のためにどうアドバイスしたらいいのでしょう?

そして、2点目です。
私は親友が好きなのか、ということです。
私は今まで何人か男の子ともつきあって来ました。
しかし、うまく自分をさらけ出せずに別れてきました。
そんな中で、私の気持ちをほんとうにわかってくれる男性が彼だったのです。
こんなに素でいられる男性は、後にも先にも彼だけなんじゃないかと思います。彼といると楽しいし、毎日連絡が来ないと不安になるし、なんでも話せます。
最近親友から「おまえ、誰か紹介しろよ」とか「合コン行ってみようかな」とか言われるのが悲しいです。
でも、親友に彼氏ができたときは心から応援していました。
そのときに、やっぱり親友として好きなんだなと実感できていたのに、別れた途端にこんなに悩むなんて。
私は親友のことを男性として好きなのでしょうか?
彼にまた彼女ができたら、心から祝福できるのでしょうか。

(O 大学生)

Tomy おネエ言葉で、お悩み解決!!の人気精神科医。実はイラストが特技(!?)個性的な似顔絵はブログ読者にも大好評。
※「アテクシ」は「私」の意味。
Tomy先生の人気ブログはこちら»
ジョセフィーヌ Tomyのパートナーで、同じく精神科医。天然ボケ(?)なキャラクターと言動でTomyを振り回す。

ジョセフィーヌ

なかなか複雑な状況ね~。

Tomy

そうね。なんだか、相談者のかたの気持ちがすーっと伝わってくるわ。
まず1つ目のお答えからいきましょう。
親友の幸せは、親友にしかわからないわ。
もし、アテクシやアナタが「このほうが幸せじゃない?」と思っても、
彼自身が納得しなければ意味が無いからよ。

ジョセフィーヌ

Tomyも一時期は、「親のために結婚して、
子どもの顔を見せるのがいいんじゃないか」と思っていた時期があるとか言っていたわね。

Tomy

うん、まだアンタに出会う前の話だけどね。
ゲイであることは自分のエゴじゃないか、自分さえ我慢すればそれでいいんじゃないかと思っていたの。
でも自分の人生は自分にしか責任が取れないのよね。
子どもが欲しい、結婚したいというのが自分の希望ならばそれでいい。
でも「自分は我慢して、誰かのために生きよう」というのはやがて破綻が来るわ。

ジョセフィーヌ

実は「自分にために生きることは、誰かのために生きることにもなる」のよね。
自分だけが苦しい顔をしても、他人を笑顔にはできないもの。

Tomy

そう、相談者のかたができることは、親友にもっとよく考えてもらうこと。
傍にいて、話を聞いてあげること。
その際、自分の考えを押しつけずに、あくまで自分の考えとして伝えることよ。
彼もまだ若いんでしょ?結婚するにしたって全然焦ることはないわ。

ジョセフィーヌ

うんうん! じゃあ、2つ目のお答えは?

Tomy

そうね、確かに相談者のかたは親友のことが好きなのかもしれないわ。
もし普通の親友ならば、彼が結婚相手を探し始めても、そもそも悩まないと思うから。
でも、それも自分でじゅうぶん考えて結論を出すことよ。
好きだからと言って告白する必要もないし、 親友として長くつきあうこともできる。
もちろん告白することだってできる。

ジョセフィーヌ

いずれにせよ、なるようにしかならないから、
相談者のかたはじゅうぶん悩んだほうがいいんじゃないかと思うわ。

Tomy

そうね、それは決して無駄にならないから。
若いときは悩むのも仕事だと思うのよ。

Tomy先生からのアドバイス

「自分の人生は自分にしか責任が取れません。
ですから、じゅうぶん悩みましょう」

<次のテーマに続く>