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小児科医は自分の子どもに薬を飲ませない

いらない薬、いらないワクチン教えます

鳥海佳代子(とりうみ小児科院長) 著

発売日: 2016年10月15日
本体価格: 1300円+税
ISBN: 978-4-8376-7246-3

「子どもの薬の9割は捨てていい」
「我が子には接種させたくないワクチン」
「患者思いの医者の見つけ方」など、
二児の母でもある現役小児科医が
“医者いらず”の子どもに育てる方法を本音で語る。

はじめに

私は全然、儲からない小児科医です。
なぜなら、診察室での親御さんへのお話が長いからです。

「解熱剤は使わないほうがいいですよ」
「かえって熱が長引くことがありますよ」
などと、理由を含めてお話しするからです。

もちろん、薬の副作用もしっかり説明します。

予防接種についても、なるべく親御さんが納得したうえで受けていただきたいと考えています。

そのため、副反応の話はしっかりしますし、
「インフルエンザワクチンは、小さいお子さんの場合は“効いたらラッキー”なんですよ」という話もします。

すると、話を聞き終えた親御さんが「やっぱりやめます」と接種せずに終わることも多いのです。

このように日々の診療で、利益を考えず、目の前のお子さんにとって、ご家族にとって、
なるべく良い道を選択できるように……と考えることが多いので、事業主としては、全然儲からないのです。

けれども、お母さんたちに、
「熱さましについて、ここまで詳しく聞いたのは初めてです」
「予防接種の方針を迷っていたけれど、心から納得しました」
などと喜んでいただけることも多いので、それを励みにしています。

しかし残念ながら、
・自らの利益しか考えない医者
・「小児科」と看板の一部に掲げながらも、小児医療の知識と経験が少ない医者
・人間として見ても変な医者
・自分の考えが絶対だと思い、それを患者さんに押しつける医者
などがいるのも事実です。

そのような中、何よりも大切なお子さんを守るために、
親御さんに賢く、医者や医療機関を、受診するタイミングを、飲ませる薬を、上手に選び取ってほしい……
そう願って、この本を書きました。

個人の価値観も多様化し、私たちが日々接する情報量も膨大になってきました。

その中で、あなたとあなたのお子さんにとって、その時点ではどの選択が最もよいのかをしっかりと考えていただけるように、
私たち医者が、そして私自身が、本当に思っていることを、裏事情も含めて書きました。

本音を言えば、ワクチンの話など、一介の小児科医としては非常に言いにくいことも、また公にしたくないことも多々ありました。

しかし、大げさではありますが、この国に幸せな親子が、健やかに育つ子どもたちが、今よりももっと増えてほしい……
と願って、この本を送り出す決心をしました。

この本が、お子さんを大切に思い、日々がんばっていらっしゃるあなたにとって、少しでも助けになれば幸いです。

著者プロフィール

鳥海佳代子(とりうみ小児科院長)
とりうみ小児科院長。島根大学医学部卒業。島根大学医学部附属病院小児科や東京女子医科大学病院母子総合医療センターなどでの研修を経て、2000年に日本小児科学会認定小児科専門医の資格を取得。その後、複数の市中病院の小児科に勤務し、小児科専門医としての経験をさらに深める。10年、同じく小児科専門医の夫とともに、とりうみこどもクリニックを開業。13年、とりうみ小児科を開業。「子育て応援の気持ちで」をモットーに日々、診療にあたっている。

目次

●第1章 その薬、本当に必要ですか?
 ・私が患児の母なら9割の薬は捨てます
 ・かぜは薬では治りません!
 ・総合感冒薬の甘い罠
 ・親のご機嫌取りで処方することも……
 ・薬を出さないと医者は儲からない
 ・薬は本当に必要なときしか使わないで!

●第2章 子どもが熱を出すのは良いこと
 ・生後6カ月を過ぎたらすぐには受診しないで!
 ・〈症状別〉本当に必要な受診のタイミング
  *熱があるとき
  *咳が出ているとき
  *下痢や嘔吐があるとき
 ・3歳までに多くの病原体と出合おう!
 ・4歳を過ぎたら病院とは縁を切るつもりで

●第3章 「医者いらず」の子どもに育てる方法
 ・一に水分、二に水分!
 ・野菜・果物を食べない子は発熱の頻度が4倍に
 ・ちびとデブはターゲットになりやすい
 ・手のかからない「いい子」に要注意
 ・親との感情の交流こそ一番の「薬」
 ・心が穏やかな子は生命力も強くなる

●第4章 やむをえず医者にかかる際の注意点
 ・100点満点の医者はいない
 ・変なクリニックはココを見ればわかる!
 ・味方になってくれる医者の探し方
 ・診察室で親が必ずすべき質問とは?
 ・医者からの心無い発言に傷つく必要なし

●第5章 ワクチンはあくまで「効けばラッキー」
 ・接種するのが当然? 接種しても意味がない?
 ・予防接種は「可能性」の話しかできない
 ・インターネットの情報は偏っている
 ・接種していないことを我が子に伝えて
 ・インフルエンザワクチンは「効けばラッキー」
 ・麻疹風疹ワクチンだけは接種してほしい
 ・医者は自分の子どもにワクチンを接種させるか?

●第6章 子どもを信じて守れる親になろう
 ・パパとママは子どもの代弁者で代理人
 ・自分の選択に自信を持とう
 ・祖父母との子育て方針の違いを埋めるには?
 ・子どもを「一人の人間」として認める

全国の書店のほか、下記オンライン書店でも取り扱っています。




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