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親を殺したくなったら読む本

「親に疲れた症候群」の治し方

石蔵文信(医師) 著

発売日: 2015年12月15日
本体価格: 1300円+税
ISBN: 978-4-8376-7225-8

父や母に「もう死んでしまえ!」と
思ったことのあるすべての人へ――。

「親の存在がストレス」→70%!
「親を殺したくなる」→45%!

777人への意識調査でわかった、
30〜60代男女を襲う現代病“親に疲れた症候群”の真実。

毒母の呪縛、モラハラ父の圧力、介護地獄……
親への恨みや殺意を断ち切る技術を、
“家族という病”の専門医がアドバイスする。

はじめに

親を殺したくなる感情は、いけないことだろうか?

私は診察の際、あえて積極的に
「親を殺したくなったり、
早く死んでほしいと思ったりしたことはありませんか?」と、
患者さんに聞くようにしている。

なぜなら、家族の問題でストレスを抱える患者さんたちにとって、
親を殺したくなる気持ちを認めることが、
治療の糸口になるからである。

子どもの人生に悪影響を及ぼす「毒母」や、
無自覚なまま精神的な暴力を加える「モラハラ(モラルハラスメント)父」、
高齢になった親の介護問題など、
親の存在そのものが大きなストレスとなり、
多くの人が心身の不調に悩まされているのだ。

この本を手にしたあなたは、
親の存在を「うっとうしい」「早く死んでくれ」と感じながらも、
親だけに無下に扱うことはできないと思い、
親の希望や期待に応えようとして無理を重ね、
身も心も疲れ果てていないだろうか?

こうした現象を私は、「親に疲れた症候群」と命名した。 

親に疲れた症候群は、縁を切れない親子関係の病である。
生まれたときからのつきあいだけに、愛情も憎しみも深く、
問題が深刻化すると自殺や殺人事件にも発展しかねない。

そして、親に疲れた症候群の人たちの葛藤を深めているのが、
「親はたいせつにしなければいけない」
「家族は仲よくあるべき」といった、世の常識である。

「いっそ親があの世に行ってくれたら……」という思いが浮かんだ瞬間、
「こんな恐ろしいことを考えている自分はとんでもない人間だ」と
自身を責めてしまい、ますます苦悩が深まるのである。

読者の皆さんは、
絆で結ばれた愛情にあふれる家族が理想的だ、と思っているかもしれない。
だが、そんなものは単なる幻想である。

親を殺したくなる自分を否定するのは、もうやめよう。
たいせつなのは、うんざりするような存在である親と、
これからどんなつきあい方をすれば自分の気持ちが軽くなるのか、
その解決策を考えることだ。

本書では、30〜50代を中心とした男女777人にアンケートを実施。
人々の本音や私の臨床経験を交えながら、
親に疲れた症候群について考察し、その解決策を提示している。

毒母やモラハラ父、老親介護の問題はもちろん、
子どもの引きこもりや家庭内暴力、兄弟姉妹や親族との摩擦など、
家族全体の問題にも言及した。

親子関係に悩むすべての人に、ぜひともじっくり読んでいただきたい。

著者プロフィール

石蔵文信(医師)
1955年、京都府生まれ。内科、循環器科専門医。大阪樟蔭女子大学健康栄養学部健康栄養学科解剖生理学室教授。三重大学医学部を卒業後、国立循環器病研究センター、大阪警察病院などに勤務後、米国メイヨークリニックに留学。大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻准教授を経て、現職。2001年より、大阪市内で「男性更年期外来」を開設。中高年の心と体の専門家として、丁寧なカウンセリングと治療に定評があり、親子関係や夫婦関係が原因のストレス性の症状を数多く治している。テレビ出演や講演会、新聞・雑誌への執筆など、幅広く活動中。

目次

第一章 親に苦しむ人がなぜ増えているのか?

第二章 過干渉に苦しみ母を殺したくなる娘

第三章 劣等感に悩んで父を殺したくなる息子

第四章 介護問題で親を殺したくなる子どもたち

第五章 同時期に襲ってくる子育ての苦悩

第六章 「家族という病」の治し方

補章 親を殺したくなった人への処方箋

全国の書店のほか、下記オンライン書店でも取り扱っています。




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