ホーム > 書籍・ムック > 妻の病気の9割は夫がつくる

検索
書籍のみ 雑誌のみ





詳細

妻の病気の9割は夫がつくる

医師が教える「夫源病」の治し方

石蔵文信(大阪大学大学院 医学系研究科 准教授) 著

発売日: 2012年12月15日
本体価格: 1300円+税
ISBN: 978-4-8376-7185-5

「夫源病(ふげんびょう)」とは、
読んで字のごとく、夫が源(原因)の病気です。

夫の無神経で鈍感な言動が強いストレスとなり、
妻の心身にめまい、動悸、頭痛、不眠……といった
更年期障害のような症状が出てしまう病気のことです。

これは、更年期の女性だけに起こる問題ではありません。
30〜40代の若い世代や、60代の女性にも多く見られます。
つまり、
夫を持つ妻は誰しも、夫源病にかかる可能性があるのです。

この夫源病を発見・命名した著者は、
2001年春に大阪市内の病院で「更年期外来」を開設し、
600名以上の夫婦の相談に応じてきました。

“夫源病”というキーワードは、
テレビの健康番組やワイドショーをはじめ、
多くの雑誌でも取り上げられ、大きな反響を呼んでいます。
今、幅広い年齢層の妻たちから、
「私も夫源病です!」という声があがっているのです。

妻を最も病気にしやすいのは、「外づらのいい夫」です。
そのほか、
「“誰に食わせてもらってるんだ”が口癖」
「高熱で寝込む妻に“飯は?”と詰め寄る」
「子どもの悪い部分をすべて妻のせいにする」
「今日あった出来事を話しても上の空」
「自分は夜遊びするのに妻には許さない」
「姑が言いたい放題でも見て見ぬふり」
「定年退職したとたん四六時中まとわりつく」
なども危険サインです。
あなたの夫は、だいじょうぶですか?

本書では、
「生活習慣」「お金」「家事」「子育て」「両親」といった、
夫婦生活のさまざまなシーンに合わせて、具体的な夫源病の実例と、
それを解決するためのアドバイスを満載しています。
お互いにストレスとならない快適な夫婦関係を再構築して、
あなたの夫源病を今すぐ治しましょう。

はじめに

『妻の病気の9割は夫がつくる』
ショッキングな書名ではありますが、
決してオーバーな表現ではないと私は思っています。


最近の研究では、
ストレスがさまざまな病気に関係していることがわかってきています。
また、女性の5人に1人が経験するといわれるうつ病などの精神疾患も、
ストレスが発症に大きく関与しています。

結婚している女性たちにとっては、
夫の無神経で鈍感な言動や、夫の存在そのものが最大のストレス源であり、
多くの妻が夫に対するストレスからくるさまざまな心身の不調に苦しんでいるのです。


私は、中高年の夫たちを治療する中で、そのことに気づきました。
2001年春に大阪市内の病院で「男性更年期外来」を開設して以来、
600名以上の患者さんたちの相談に応じてきました。

男性更年期の体調不良は、
ストレスなど精神的な要因が大きく関わっています。
そこで、病状のヒアリングや治療のアドバイスのために
必ず夫婦同伴で受診してもらうのですが、
患者さん本人だけでなく、その妻も同じように、
深刻な体調不良に苦しむケースが非常に多いことに気づいたのです。


頭痛、めまい、耳鳴り、動悸、胃痛、不眠、気分の落ち込みなど、
その症状は多種多様です。
40〜60代に起こりやすい不定愁訴を表す「更年期障害」と診断され、
長年治療を続けてもいっこうに症状が改善しない人や、
原因すらわからずに多くの医療機関を転々とする人もたくさんいました。


夫の治療には妻の支えが不可欠なので、
私は夫たちの治療と並行して、妻たちのカウンセリングや治療にも乗り出しました。
妻たちを診察すると夫との関係が引き起こすストレス性の症状であることがわかったので、
夫に抱いている不平・不満を話して吐き出してもらうと同時に、
夫婦間のコミュニケーション不足を改善するカウンセリングを行いました。

すると、多くの女性の体調不良があっけないほど簡単に治ったのです。


このような症例を数多く診てきた結果、
私は1つの結論に達しました。

つまり、従来は更年期障害とされてきた
中年女性の体調不良の原因は、実は夫にあるのではないか――。
夫のなにげない言動や、存在そのものが妻にとって大きなストレスとなり、
女性の更年期障害を誘発したり、悪化させたりしているのではないか、
と考えたのです。


私はこれを“夫源病(ふげんびょう)”と名づけ、
2011年に著書で発表しました。
「妻たちの病気の原因(源)は夫である」
という主張はマスコミにも注目され、大きな反響を呼びました。

団塊の世代から育児中の若い世代まで、
幅広い年齢層の妻たちから「私も夫源病です!」という声が多数寄せられ、
多くの妻たちにとって夫の存在が大きなストレス源であることを改めて痛感させられました。


本書は、夫源病をテーマにした2冊目の著書となります。
前著よりさらに内容を充実させるために、
妻たちが夫に対してどんなストレスを抱いているのか、
赤裸々な生の声をたくさん集めました。
もちろん、夫源病を予防・改善するために
家庭で手軽にできる治療法やアドバイスも満載しています。


毎日の生活で、あなたの夫に次のような言動は見られませんか?


・「誰に食わせてもらってるんだ」が口癖
・高熱で寝込む私に「飯は?」と詰め寄る
・子どもの悪い部分はすべて「おまえのせい」
・今日あった出来事を話しても上の空
・自分は夜遊びするのに私には許さない
・姑が言いたい放題でも見て見ぬふり
・定年退職したとたん四六時中まとわりつく


夫源病のやっかいなところは、
妻たちの心を傷つけ、心身に不調をきたすほど
大きなストレスを与えている夫たち本人に、その自覚がないことです。
本書の目的の1つは、
さまざまな治療を何年も受けていながらも、なかなか心身の不調が改善しない世の妻たちに、
その病気の真の原因と治し方を届けることです。

しかし、それだけではありません。

世の夫たちにも、
自分のなにげない言動がいかに妻を傷つけているか、自覚と反省をうながしたいのです。
本書に収録された妻たちの本音を、自分の妻の声として、
真摯に受け止めていただければと思います。


夫源病は、これまでの夫婦関係を見直して、
お互いにストレスとならない快適な関係を再構築するための
“チャンス”ととらえることもできます。
それまで円満に過ごしていても、
子どもの独立や夫の定年など、ライフスタイルの変化を境にして
急激に夫婦関係がくずれて、妻が夫源病になるケースも少なくありません。

お互いのペースを尊重し、
本音を言い合いながら楽しく年を重ねていける夫婦関係を築くために、
ぜひ本書を役立てていただければ幸いです。

著者プロフィール

石蔵文信(大阪大学大学院 医学系研究科 准教授)
1955年、京都府生まれ。内科、循環器科専門医。大阪樟蔭女子大学健康栄養学部健康栄養学科解剖生理学室教授。三重大学医学部を卒業後、国立循環器病研究センター、大阪警察病院などに勤務後、米国メイヨークリニックに留学。大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻准教授を経て、現職。2001年より、大阪市内で「男性更年期外来」を開設。中高年の心と体の専門家として、丁寧なカウンセリングと治療に定評があり、親子関係や夫婦関係が原因のストレス性の症状を数多く治している。テレビ出演や講演会、新聞・雑誌への執筆など、幅広く活動中。

目次

第1章 妻の病気の9割は夫がつくる
 ・夫のなにげない言動が妻の心身を蝕んでいく
 ・妻の病気を一番つくりやすいのは「外づらのいい夫」
 ・良妻賢母であろうとする女性が夫源病になりやすい
 ・96%の妻が夫に不満を持ち、83%の妻が離婚を考える
 ・いい夫婦像が映画やドラマにあふれて夫源病が急増
 ・耳鳴り、めまい、頭痛が夫源病の症状のトップ3

第2章 女性ホルモンがへると夫源病になる
 ・更年期障害の症状が出る人と出ない人がいるのはなぜ
 ・人間もネズミも更年期になるとストレスに弱くなる
 ・医師からこんな病名を宣告されたら夫源病を疑え
 ・夫が原因で脳の神経伝達物質が減少しイライラが発生
 ・なぜ夫という生き物は妻の心を傷つける言動を取るか

第3章 夫源病の引き金 「生活習慣」
 ・実例  屬れのテレビだ」とチャンネルを独占する
 ・実例◆〆Fあった出来事を話しても上の空
 ・実例 私の誕生日や結婚記念日を覚えていない
 ・実例ぁー分は夜遊びするのに私には許さない
 ・実例ァー屬離魯鵐疋襪魄ると性格が一変する
 ・実例Α.札奪スが常に自分本位
 ・実例А…蠻退職したとたん四六時中まとわりつく
 ・夫源病は夫婦の会話がなくなることから始まる
 ・体調不良も夫婦仲も改善させる「ごめんなさい」作戦
 ・「パパ」「ママ」と呼び合う習慣が性の不一致を招く
 ・定年後の生活を夫は楽しみにし、妻は危ぶんでいる

第4章 夫源病の引き金 「お金」
 ・実例  崔に食わせてもらってるんだ」が口癖
 ・実例◆[て替えたお金を1円単位で請求する
 ・実例 おこづかいが足りなくなるとお金をせびる
 ・実例ぁ\験菷颪鯏呂靴討れない
 ・お金のいざこざで3割の妻は真剣に離婚を考える
 ・夫が高いゴルフクラブを買っても許してあげなさい
 ・妻が外に出てお金を稼ぐと心も体も家計も健康になる

第5章 夫源病の引き金 「家事」
 ・実例 々眷で寝込む私に「飯は?」と詰め寄る
 ・実例◆\面台はビチャビチャ、服は脱ぎっぱなし
 ・実例 「家事もやっている」とえらぶる
 ・実例ぁ‐紊ら目線で指示命令してくる
 ・実例ァ}楪¬未脳錣鵬箸涼罎料特気靴鬚垢
 ・家政婦扱いされている妻はいつ倒れてもおかしくない
 ・家事はできるが世話やきでマメな夫も危ない
 ・家事は夫と妻で「完全分業制」にするのがベスト

第6章 夫源病の引き金 「子育て」
 ・実例 〇劼匹發琉い部分はすべて「おまえのせい」
 ・実例◆”廚鮖劼匹發茲衢ダ茲靴覆い氾椶蠅世
 ・実例 子どもに対して手を上げて威嚇する
 ・実例ぁゞ軌虔針と正反対のことをやる
 ・実例ァ〇彌婀の娘と夫の冷戦の間で板挟み
 ・育児中の妻が夫に「イクメン」を期待するのは間違い
 ・夫が子育てに関わりすぎると子どもの不登校を招く
 ・子どもが巣立った後の「空の巣症候群」を防ぐカギ

第7章 夫源病の引き金 「両親」
 ・実例 〇笋凌討料阿任世韻いご蕕鬚垢
 ・実例◆仝箸言いたい放題でも見て見ぬふり
 ・実例 帰省先は夫の実家ばかり
 ・実例ぁ仝箸硫雜遒呂垢戮道笋鵬,靴弔韻
 ・夫の親とは「適度な距離感」を保っておくのが正解
 ・親の介護は家族でなく介護のプロに任せるのがベスト

第8章 今すぐできる夫源病の治し方
 ・要求を「やってくれたらうれしいこと」として伝える
 ・夫源病にホルモン治療や抗うつ剤より効く口げんか
 ・お互いに心地よい距離感の夫婦関係ができるプチ別居
 ・カラオケで叫び、映画で泣き、過激な妄想をする
 ・夫源病を治す最終手段「離婚」を決める前の注意点
 ・これが夫源病を防ぐ中年以降の夫婦のベストなあり方

全国の書店のほか、下記オンライン書店でも取り扱っています。




関連書籍

親を殺したくなったら読む本

「親に疲れた症候群」の治し方

詳しく見る

壮快Z 2

綴込み付録:DVD1枚、袋綴2

詳しく見る

壮快Z

綴込付録:DVD1枚付き

詳しく見る

機嫌よく暮らす

詳しく見る

心がポジティブに穏やかになる本

過去世を知ると人生が楽になる

詳しく見る

「よかった」の口ぐせが幸せを呼ぶ

詳しく見る

すべての人が幸せになる「魔法の言葉」〜奇跡が起こる準備はできています〜

詳しく見る