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「ありがとうを言う」と超健康になる

町田宗鳳著
森美智代著

発売日: 2011年05月14日
本体価格: 1333円+税
ISBN: 978-4-8376-7158-9

はじめに

はじめに 「私が町田先生と共著を出すことになったきっかけ」
「自分と同じように他人を愛し、少食にしてください。そうすれば、美しく顔が輝いてくるでしょう」
 広島大学大学院教授の町田宗鳳先生と、大阪・八尾で鍼灸師をしている私、森美智代。一見、接点のない二人が共著を出すきっかけになったのが、右の言葉でした。
 まずは簡単な著者紹介を兼ねて、そのいきさつをお話ししたいと思います。
 町田先生は十四歳のとき、禅宗のお寺(臨済宗大徳寺)に出家されました。ごく普通の中学二年生が、「除夜の鐘をついてくる」と家を出たままお坊さんになられたそうですから、ご家族や周囲の人はさぞ仰天されたでしょう。それから二〇年間、厳しい修行を積まれたのち、お寺を出られてアメリカへ。ハーバード大学などで神学の研究をされ、博士号を取得されました。その後、いくつかの大学で教鞭を執られ、現在は広島大学大学院で比較宗教学などをご専門に研究されています。
 世界中を飛び回って重要な国際会議などに出席される町田先生ですが、ちっとも気取らず、いつもニコニコされています。そして、会議や講義で忙しいさなかにも、全国各地で定期的に「感謝念仏(第1章を参照)」を唱える会を開いたり、「健康断食(第3章を参照)」を開催したり、ゼミの学生さんたちといっしょに公共トイレの掃除をされたりしています。
 一方、私はといえば、夢だった小学校の養護教諭になれてはりきっていた二十一歳のとき、脊髄小脳変性症という難病になりました。残された命が数年となり、次第に歩けなくなって、もう少しで寝たきりになるところまで悪化した私を、救ってくださったのが故・甲田光雄先生でした。
 甲田先生は、医者でありながら薬はいっさい使わず、断食や少食療法、体操などで、五十数年間にわたり、大勢の人のさまざまな難病を治した先生です。その治療法は西式健康法(西勝造先生が一九二七年に確立した健康法)をベースにしながら、独自の方法を取り入れて発展させたもので、厳密には「西式甲田療法」ですが、一般には「甲田療法」と呼ばれています(本書でも、以下「甲田療法」と記します)。
 医学生だった若いころに、いくつもの大病を患った甲田先生は、現代医学ではどうしても改善されず、断食をくり返し、西式健康法で治りました。そのご体験から生まれた甲田療法は、さらに多くの症例を積み重ねて、より実行しやすく効果的な方法へと進化していきました。
 その甲田療法で、風前の灯火だった私の命は救われました。同時に、私の体には思ってもみなかったことが起こりました。断食をくり返し、長く玄米生菜食療法(生の玄米や野菜だけを食べる療法)を続けるうち、一日に青汁一杯と三種のサプリメント、水、柿茶(柿の葉茶)という食生活で生きられるようになったのです。
 こういう食生活を続けていると、それまで使えなかったちょっと不思議な能力が現れてきました。闘病中から、人や動植物のオーラが見えるようになり、鍼灸師になってからは、人の気(生命エネルギー)がツボから出入りするのがわかるようになりました。また、ときたま手がムズムズして何かを書きたくなり、いわゆる自動書記(チャネリングの一種)をするようにもなりました。冒頭の文章は、実は自動書記によって書いたものです。
 二〇〇八年の夏に、甲田先生は天国に召されてしまいました。大きな悲しみと淋しさの中で、ふと気がつくと、背中があったかくなっていました。甲田先生の魂が、背中についてくださったのだとわかりました。きっと私だけでなく、たくさんの患者さんの背中に、甲田先生がついてくださっていると思います。
 引っ込み思案で無口だった私ですが、それ以来、よくしゃべるようになり、どこへでも躊躇なく出かけて講演などをするようになりました。
 また、生前、甲田先生がお会いしたいとおっしゃっていて、叶わなかった船井総合研究所の船井幸雄先生にお引き合わせいただき、会報誌やホームページ、ご著書などに、私のことを紹介していただくようになりました。そのほか、私のことをドキュメント映画に撮りたいと、俳優で映画監督の白鳥哲監督からお話があり、映画も完成しました。その内容は少食療法のよさを広めるものになったのです。ちなみに、白鳥監督を動かしたのは、七田チャイルドアカデミーの故・七田眞先生の遺言のようなお言葉「次の映画は森美智代さんのドキュメントを撮ってください」という言葉からでした。
 このように、次々によい出会いをいただけるのも、背中の甲田先生がお導きくださっているからだと感謝しています。今の私の役割は、こうしたご縁に感謝しつつ、甲田療法や少食療法のよさをみなさんにお伝えすることにあるのかなと思っています。
 そんな中で、町田先生とのご縁にも恵まれたのです。たまたま私の患者さんが町田先生の健康断食に参加され、私のことを紹介してくださったので、町田先生が月に一回程度、鍼灸治療を受けに見えるようになりました。
「健康断食では、毎回必ず、甲田先生が出演されたNHKの『こころの時間』のCDを流して参加者のみなさんに聞いていただきます」とおっしゃる町田先生。生前には会われたことがないお二人ですが、深いつながりを感じないではいられません。
 そして一昨年、治療に見えた町田先生に冒頭の文章のことをお話ししたら、「そういうテーマで森さんといっしょに本を書きたいなあ」とおっしゃいました。それから、どんどん共著の話が進んで、こうして無事に出版することができたのです。町田先生とご尽力くださったみなさまに心から感謝しています。
 本書では、『「ありがとうを言う」と超健康になる』というタイトル通り、「ありがとう」をキーワードにしたいろいろな健康法を紹介しています。
 たとえば、「感謝念仏」や「ありがとう呼吸」など、町田先生が考案され、提唱されていることの根本には、必ず感謝やありがとうの気持ちがあります。また、「少食は世界を救う」「愛と慈悲の少食」と甲田先生が世界に広めようとされてきた少食は、食べものがモノでなく「いのち」であると知り、感謝することにその原点があります。そんな共通点があることからついた書名です。
 町田先生は、「ありがとうの言霊(言葉のエネルギー)はすごいですよ」とおっしゃいます。私も、今こうして生きていることや、手足や臓器がちゃんと動くことや、自分の身に起こるいろんなことや、鍼灸院に来てくださる患者さんと患者さんの細胞一つひとつに感謝しながら、「本当にそうだなあ」としみじみ思う毎日です。
 町田先生と私は、それぞれに長年、あまり普通でない体験をしてきたからこそ、無理なくできる日々の積み重ねと、その日々に感謝することこそが何より大切で尊いなあ、とつくづく感じています。その思いを本書に込めました。内容は、誰でも気楽にできるものばかりで、バリエーションもいろいろありますので、ぜひ気負わずに楽しみながら、できるものからやってみてくださいね。自分で実践できるものが一つずつでもふえていけばいいと思います。
 本書を手にとってくださってありがとうございました。本書があなたの健康作り、美容、ダイエット、そして魂の浄化に役立ちますように。
二〇一一年四月 森 美智代

著者プロフィール

町田宗鳳
1950年、京都府に生まれる。14歳で出家。以来20年間、臨済宗大徳寺で修行。34歳で渡米し、ハーバード大学神学部で神学修士号、ペンシルベニア大学東洋学部で博士号を取得。プリンストン大学東洋学部助教授、国立シンガポール大学日本研究学科准教授、東京外国語大学教授を経て、広島大学大学院総合科学研究科教授。国際教養大学客員教授、オスロ国際平和研究所客員研究員、日本宗教学会評議員など。著書には『人類は「宗教」に勝てるか』(NHKブックス)、『山の霊力』『法然対明恵』『なぜ宗教は平和を妨げるのか』『法然の涙』(以上、講談社)などがある。「風の集い」および「健康断食」を全国各地で開催している。

目次

巻頭口絵 「ありがとうの十牛図」 森美智代
はじめに「私が町田先生と共著を出すことになったきっかけ」 森美智代
第1章 「ありがとうの呼吸・念仏・体操」で美しく健康になる 町田宗鳳
 1「感謝」のチカラ
 2「ありがとうの呼吸・念仏・体操」のやり方と効用
 3無財の七施
第2章 「ありがとうの少食・生菜食」で病気が治る 森美智代
 1「感謝」で自然と少食になれる
 2ステップアップで自分に合う少食を
 3「ありがとうの十牛図」 
第3章 「ありがとう断食」で心も体もきれいになる
 1心と体の大掃除「二泊三日の健康断食」 町田宗鳳
 2簡単・安全に自宅でできる「一日断食」 森美智代
 3「健康断食」体験ルポ フリーライター 松崎千佐登
第4章 「ありがとう」は心の栄養 町田宗鳳+森美智代
あとがき 「神・仏はあなたの中に」  町田宗鳳 
付記『祈り』  町田宗鳳 

全国の書店のほか、下記オンライン書店でも取り扱っています。




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