ホーム > 書籍・ムック > 腎臓病は運動でよくなる!

検索
書籍のみ 雑誌のみ




詳細

腎臓病は運動でよくなる!

東北大学が考案した最強の「腎臓リハビリ」

上月正博(東北大学大学院医学系研究科教授・腎臓専門医) 著

発売日: 2018年12月17日
本体価格: 1300円+税
ISBN: 978-4-8376-1334-3

クレアチニン値が降下! タンパク尿が減少! 透析を回避!
腎臓専門医が勧める「腎臓リハビリ」を初公開。
誰でも簡単にできる体操・運動・筋トレで、
腎機能が向上した人が続出。

【こんな人にお勧め】
・慢性腎臓病の原因となる、高血圧や糖尿病を患う人
・健康診断で腎機能の低下やタンパク尿を指摘された人
・「このままでは透析になる」と診断された人
・人工透析を行いつつ、よい状態をキープしたい人

はじめに

近年、「慢性腎臓病」の治療が大きく変わりつつあります。

慢性腎臓病とは、腎臓の障害が慢性的に続いている状態で、
患者数は国内に1330万人といわれています。
慢性腎臓病は、私たちにとって極めて身近な病気であり、
まさに“国民病”といってもいい病気となっています。

かつて、腎臓病は、
「不治の病」や「最終的に命を落とす病」と見なされていました。
そうした認識があったからこそ、
腎機能の低下を指摘されたり、慢性腎臓病の診断を下されたりすれば、
それは、ショッキングな出来事ともなったのです。

しかし、そのような従来の見方が変わってきました。
慢性腎臓病は、
「改善できる病気」もしくは「進行を抑制できる病気」
になってきているのです。

その背景に、この病気に関する研究の進展があります。
腎臓病の治療自体が大きく変わってきました。
そして、その変わりつつある治療法の中でも、
注目を集めているものがあります。
それが、本書でご紹介する
「東北大学式・腎臓リハビリテーション」です。

かつて、腎臓病の患者さんは、「安静第一」が治療の原則でした。
ところが、安静第一や運動制限という従来の常識は
正しくないことがわかってきました。

今では、長期的に見ると、
軽度から中程度の運動が慢性腎臓病の患者さんに、
弊害よりむしろ、着実な健康効果をもたらすことが判明しています。
「運動制限」から「運動推奨」へ――。
いわば、コペルニクス的な転換が起こったのです。

東北大学式・腎臓リハビリテーションは、
この20年余りの研究の成果のうえに構築された、
慢性腎臓病の患者さんのための、日本初の改善プログラムです。

このリハビリテーションを行うことによって、
悪化した腎機能を改善したり、
慢性腎臓病の進行を抑制したりすることが可能になってきました。

また、透析に至っていない保存期の患者さんだけでなく、
人工透析をしている患者さんにとっても、
腎臓リハビリテーションがよい影響を及ぼすことが明らかとなっています。

本書では、
私たちが患者さんに実際にお勧めして成果を上げている、
東北大学式・腎臓リハビリテーションについて詳しく解説し、
その方法をご紹介します。

食事や生活の改善と並んで、
適切な運動をセルフケアの1つとして行うことで、
慢性腎臓病の改善のために大きな力となるはずです。

著者プロフィール

上月正博(東北大学大学院医学系研究科教授・腎臓専門医)
1956年、山形県生まれ。81年、東北大学医学部を卒業。メルボルン大学内科招聘研究員、東北大学医学部附属病院助手、同講師を経て、2000年、東北大学大学院医学系研究科障害科学専攻内部障害学分野教授、02年、東北大学病院リハビリテーション部長(併任)、08年、同障害科学専攻長(併任)、10年、同先進統合腎臓科学教授(併任)。日本腎臓リハビリテーション学会理事長、アジアヒューマンサービス学会理事長、日本リハビリテーション医学会副理事長、日本心臓リハビリテーション学会理事、日本運動療法学会理事、東北大学医師会副会長などを歴任。医学博士。リハビリテーション科専門医、腎臓専門医、総合内科専門医、高血圧専門医。「腎臓リハビリテーション」という新たな概念を提唱し、腎疾患や透析医療に基づく身体的・精神的影響を軽減させる活動に力を入れている。

目次

第1章 慢性腎臓病とはどんな病気か
第2章 腎臓リハビリテーションの効果
第3章 腎臓リハビリテーションのやり方
第4章 腎機能をアップさせる生活Q&A
第5章 腎臓リハビリテーションを実践した人の声

全国の書店のほか、下記オンライン書店でも取り扱っています。




関連書籍

病気を治したいなら肝臓をもみなさい

詳しく見る

腎臓病を治す本

専門医が教える「根治のための治療法」と「生活習慣」

詳しく見る