視力がアップ! 夜間頻尿、脱毛、シミ、シワなどの老化現象がストップ! 神経解剖学とツボ理論を融合した画期的な療法で、生活習慣病から難病まで続々改善している。自然治癒力を上げる家庭療法を医師が詳しく解説。
医学の聖人ヒポクラテスは、「人間はだれでも、体の中に100人の名医を持っている」「病気は人間がみずからの力をもって自然に治すものであり、医者はこれを手助けするものである」と説いています。 病気を治し、元気に生きるうえで最も重要なのは、医師による治療でも、薬でもありません。患者さんみずからが行う養生です。そのことを、多くの人に知ってほしいのです。 今回、多くの養生法の中から、「顔もみ」を前面に出しました。顔もみには、内臓や血管をつかさどる自律神経のバランスを整え、瞬時に心身をリラックスさせる力があります。さらに、毎日くり返すことで、多彩な健康効果を引き出すこともわかっています。 顔もみによって、自然治癒力の存在を体で感じられれば、健康に対する意欲が高まるでしょう。顔もみは自力療法です。「自分で自分を健康にできる」という実感を得られると、ほかの養生法も実践しやすくなります。 何ごとも「論より証拠」です。本書でやり方を習得して、みなさんも顔もみを試してください。「頭が軽くなった」「気分がスッキリする」など、何かしら体調の変化を感じられるはずです。これこそが、「自然治癒力が向上し、ストレスから解放された心地よさ」なのです。
長田裕(ナガタクリニック院長)
1948年神戸市生まれ。和歌山県立医科大学卒業後、同大学附属病院、和歌山赤十字病院、神戸市立中央市民病院などの脳神経外科に勤務。1988年に開業し、現在に至る。無血刺絡療法とデルマトーム理論を創案、幅広い治療にあたっている。日本脳神経外科学会専門医、日本臨床内科医会、日本東洋医学会、全日本鍼灸学会所属。著書に『無血刺絡の臨床』、『無血刺絡手技書』(ともに三和書籍)、『無血刺絡療法』(河出書房新社)がある。
第1章 免疫力が上がる! 「顔もみ」のやり方 第2章 病気が治った! 若返った! 6人の体験談 第3章 「顔をもむ」となぜ病気が改善するのか? 第4章 顔もみの症例と痛みの対処法 第5章 元気に生きるための7つの養生法
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